剣道の防具って、かなり重装備ですよね。
あれならどこをどう打たれても、全然痛くないだろう。

なんて、思ってません?
私は小学生の頃、剣道クラブに所属していました。その頃の経験から言わせてもらうと、剣道の防具をつけていたって、めちゃくちゃ痛いです。
胴はまだ、いいです。あれはほとんど痛くありません。だから、どうせ打たれるなら胴がいいや、なんて思ってたくらいです(笑)

でも、面と小手。この二つは、とても痛いです。それも、打つ側が下手くそなら下手くそな分、痛いです(笑)
それは、剣道の防具は打突有効部位だけ頑丈に作られているから、なんです。打突有効部位というのは、「一本」として認められる部分のことです。
例えば面なら、頭頂部に当たる頂点付近のわずかな部分だけが、打突有効部位です。そこ以外を叩いても、一本とは認められません。
そして、一本とは認められない、例えば側頭部とか、頭頂部からわずかに横に逸れた部分なんかに竹刀を振り下ろされると、防具越しであっても目の前に火花が散るくらい痛かったのを覚えています。
上手な人は最小限の力で、的確に打突有効部位に面をあてるので全然痛くないんですが、下手な人は違う場所に思い切り竹刀を打ち下ろすので、正直生身を打ち据えられるのとそう変わらないんです。

剣道の練習をしていると、そういうことはいくらでもあります。小手を打たれて手が腫れ上がる、なんてしょっちゅうです。
小学生では許可されていませんが、突きの場合はさらに痛いそうです。突きは喉を狙う打突で、面によって守られてはいるのですが、打突有効部位ではなくまともに喉に突きが当たってしまったら、それはもう大変なことになってしまうでしょう。小学生には許可されていないというのは、そういうことからです。

重装備だからって、気を抜いてはいけない。かと言って、じゃあ打突有効部位以外はまったくの無駄かと言ったら、そうでもない。
大事なのは、防具の質をきちんとしたもので揃えておくこと、です。できるだけ衝撃を和らげられるような防具で身を固めれば、下手な相手と打ち合うときも安心です(笑)

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